2020年02月17日  | 更新:2023年09月29日

いちにちいっぽのマーケティング

AIDMAはもう古い??

皆さんこんにちは!
最近暖かくなったなぁ…と思っていたら、急に寒波の影響が出始めて、今日はなんと雪が降りましたね。
寒暖差に体調を崩されないよう、ご自愛ください(';')

さて、今日は【購買モデル(何かを購入するときの消費者の行動プロセス)】について書いていきたいと思います。
有名な購買モデルに「AIDMA(アイドマ)」というものがあります。
これは1920年にサミュエル・ローランド・ホール氏が著作で言及した購買モデルで、次の5つのプロセスを言います。
【AIDMA】
Attention(注意):商品・サービスに気付く
Interest(関心):商品・サービスに興味を持つ
Desire(欲求):商品・サービスを欲しいと思う
Memory(記憶):商品・サービスを覚えておく
Action(行動):商品・サービスを購入・契約する

これに対して、「AISAS(アイサス、エーサス)」と呼ばれる購買モデルがあります。インターネットで情報を得ることが当たり前になってきた現代においては、この購買モデル「AISAS」の方が、顧客の行動に合っていると言われています。

【AISAS】
Attention(注意):商品・サービスに気付く
Interest(関心):商品・サービスに興味を持つ
Search(検索):商品・サービスを検索する
Action(行動):商品・サービスに購入・契約する
Share(共有):商品・サービスの情報をシェアする

注意、関心までは同じですが、「AISAS」の場合はそこから「検索」というプロセスに進みます。
自分が何かを買うときの行動を思い返すと、よく理解できますよね。商品を買うかどうか決めるときに「もう少し情報が欲しい」「口コミはどうかな?」と、すぐにスマホで検索を始める人が多いのではないかと思います。
また、この2つのモデルで大きく違うのが「行動で終わりではない」というところ。
Action(行動)の後のShare(共有)で、さらなる顧客獲得につながる可能性があります。

Shareの先の購買モデルとして「SIPS(シップス)」というものもあります。
【SIPS】
Sympathize (共感):「わたしもそういうのが欲しかった!」
Identify (確認):「なるほど、こんな商品なのか」
Participate (参加):「私も買おう!」
Share & Spread (共有・拡散):「これよかったよ!」

SIPSは、AISASよりもソーシャルメディアに焦点を当てた購買モデルです。
InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSで情報発信する場合は、こちらの方が合っているでしょう。

AliveCastではECサイトの制作も承っていますが、ECサイトを作るときに、この購買モデルは非常に重要になってきます。
自社のECサイトが反応悪いな…と感じたら、もしかしたらこの購買モデルに則していないのかもしれません。
「どの辺がよくないの?ちょっと見てくれない?」などのご相談があれば、お気軽にお問合せください。