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制作ノウハウ 未経験からエンジニア転職して感じたこと
2020年07月05日
未経験からエンジニア転職して感じたこと
ここで質問です。
完全未経験から半年間のプログラミング勉強を経て、
エンジニアに転職できた人間が、実務でどこまで通用するでしょうか?
答えは「全く通用しない」です。
お疲れ様です。
アニメ制作進行を辞め、半年間のプログラミング学習を経て
フロントエンドエンジニアとして入社した者です。
「Webの世界に進む!」と決心して前職を辞めてからの半年間、ほぼ毎日プログラミング勉強を続けてきたので、
「自分の人生の中でも勉強頑張ったから何とかなるでしょ~」と、ある程度の自信を持って入社したのを覚えています。
が、2ヶ月後にはその自信は粉々に砕け散りました。
結論から申しますと、全く実務に太刀打ちできなかったんですね。
太刀打ちできない理由は沢山あるのですが、僕の場合、大きな要因は以下の2つ。
①教科書を暗記するだけでは、クライアントの要件に応じた柔軟な実装に対応できない
②コードを書く以外の知識・技術も必要
①に関しては、数学の勉強と同じですね。公式を丸暗記しても入試問題は解けません。
必要なのは、問題解決にはどんな知識・技術が必要かをゴールから逆算できる思考です。
②に関しては、未経験からエンジニア就職する場合だと多くの人がぶつかる壁でしょう。
ポートフォリオを作成するだけだと、環境構築やサーバー関連の知識などはあまり勉強しないと思います。
というわけで、未経験からエンジニア転職できたとしても、実務の立場からすると全然レベル低い状態です!(泣)
ですので、エンジニアになってからも変わらず勉強が求められることは覚えておいた方が良いでしょう。
ここまでの話ですと、「なんかエンジニアになったらヤバそう」と感じるかもしれませんが、
全然逆ですね(笑)!毎日が面白くて時間が短く感じます。
プログラミング学習を始めている皆さんは、何かしら興味があって勉強を継続してると思うのですが、
それはエンジニアとして就職してからも同じです。
変化の激しいWeb業界の中では、エンジニアとしても常に新しい知識・技術が求められますので、
業務が完全にマンネリ化することはありませんし、自ずと勉強する(=せざるを得ない)ことになるので、
「やらされ感」が少なく、モチベーションも維持しやすいです。
以上、「未経験からエンジニア転職して感じたこと」でした!