Web運用のヒント AIは画像の文字を読めない 商品ページと採用ページの点検
2026年09月18日
画像の中の文字は、AIには読めません。求職者もAIも会社のサイトの「文字」を読み始めた今、福岡のWeb制作会社AliveCastが今日1分でできる確認を説明します。
何が起きたか:求職者も、AIも、あなたの会社の「文字」を読み始めた
結論から:2026年9月9日、一般社団法人AI活用推進機構の「今日のAIニュース」で、①求職者がAIを使って応募先を評価・比較する動きと、②登録不要で使える無料のAI文字認識(OCR)ツールの登場が取り上げられました。共通するのは「AIがあなたの会社の情報を読んで判断する」流れが、中小企業にも届き始めたという点です。
くわしい調査名・ツール名・数値は一次ソースをご確認ください(当社は社団の記事を転載せず、要点のみ参照しています):
今日のAIニュース 2026-09-09(一般社団法人 AI活用推進機構・2026年9月8日公開)
ポイントは2つです。
- 求職者がAIに会社を尋ねる:「〇〇(社名) 評判」「〇〇 どんな会社」とAIチャットに聞き、返ってきた要約で応募を決める人が出てきました。あなたのサイトにテキストで情報が無ければ、AIは答えようがありません。
- AIが文字を読むのは、もう無料で誰でも:登録不要の無料OCRツールが出るほど、画像から文字を読み取る技術は日常になりました。裏を返せば「AIに読まれる/読まれない」の差が、そのまま情報格差になります。
この節の持ち帰り:まず「自社の商品情報・採用情報は、AIが読めるテキストになっているか?」を疑ってください。次の節で、なぜそれが効くのかを説明します。
なぜ中小企業のサイトに影響するのか(AliveCastの見解)
結論:AI検索やAIチャットは、画像に焼き込んだ文字を安定して読めません。価格・スペック・採用条件を「きれいな1枚画像」にしているサイトほど、AIの回答から抜け落ちます。逆に、普通のテキストで書いてあるだけで、AIに拾われる確率は上がります。
ここが単なるニュース紹介と違う、当社の見立てです。
AIは「画像の中の文字」を読まない前提で作る
多くの中小企業サイトは、商品スペック表・料金表・採用条件を1枚の画像(バナーやチラシのスキャン)にしています。見た目は整いますが、検索エンジンもAIも、その画像の中の文章を本文としては扱いにくいのが実情です。OCRで読める場合もありますが確実ではなく、AIの引用対象になりにくい。
当社はこの理由から、自社サイトでは採用条件や価格の考え方を必ずテキストで書き、ブログのアイキャッチ画像にも文字情報を焼き込まない運用にしています(見出しはHTMLの文字として置く)。画像は「飾り」、意味は「テキスト」に持たせる、という切り分けです。
「AI用の特別なファイルが要る」は、いったん疑ってよい
AI検索対策として「llms.txt という専用ファイルを置きましょう」と勧める情報が出回っています。しかしGoogleは公式ドキュメントで、AIによる概要やAIモードに表示されるための「追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません」「特別な schema.org の構造化データを追加する必要もありません」と明言しています(Google検索セントラル「AI 機能とサイト」2025年12月31日更新)。llms.txt についても「Google 検索では無視される」としています。
当社は、この公式見解に沿って「特別なファイルを作る」提案はしません。やるべきは、人にもAIにも読める普通の作り——テキストで書く、見出しで構造を示す、結論を先に書く——です。派手な裏技より、ここが効きます。
この節の持ち帰り:「AI対策」と称して高額な特別ファイルを勧められたら、「Google公式は不要と言っていますよね?」と一度確認してください。判断軸を持てば、無駄な出費を避けられます。
あなたのホームページで今日やること
結論:専門知識は要りません。「画像になっている情報をテキストに戻す」「AIのアクセスを自分で塞いでいないか確認する」の2点から始めてください。発注側であるあなたが、自分の目で確かめられる粒度で手順を示します。
① 画像に焼いた文字を洗い出す(悪い例→良い例)
- ❌ 悪い例:料金表・商品スペック・採用条件・営業時間が、まるごと1枚の画像。
- ✅ 良い例:同じ内容を、表(HTML)や箇条書きのテキストで記載。画像は補助にする。
自分で確認する方法:確認したいページをブラウザで開き、Ctrl+F(Macは Cmd+F)で、載っているはずの言葉(例:初任給の金額、商品名、価格)を検索してください。ヒットしなければ、その情報は画像になっていて、AIに読まれていない可能性が高いです。
② 採用情報・商品情報をテキストで持つ
求職者がAIに「この会社どう?」と尋ねたとき、答えの材料になるのはテキストで書かれた情報です。仕事内容・募集要項・働く環境・よくある質問を、画像ではなく文章で載せましょう。商品情報も同じで、型番・仕様・価格帯・使いどころをテキストで書くほど、AIの回答に引用されやすくなります。
③ AIのアクセスを自分で塞いでいないか確認する
サイトには robots.txt という、クローラー(自動巡回プログラム)の出入りを決める設定ファイルがあります。ここでAI検索のクローラーを拒否していると、そもそもAIの回答に載りません。AI検索からの流入を取りに行くなら、当社は全許可を基本にしています。確認・依頼の目安として、実際の記述例を挙げます。
※ 以下がその設定例です。行頭が # の行は、設定そのものではなく説明のためのコメントです。
# AI検索クローラーを拒否していないか(当社は全許可を基本にする)
User-agent: OAI-SearchBot # ChatGPTの検索表示に関わる
Allow: /
User-agent: PerplexityBot # Perplexityの検索表示に関わる
Allow: /
User-agent: Claude-SearchBot
Allow: /
逆に、次のような Disallow: / がAI検索クローラーに付いていると、そのAIの回答から消えます。
※ 逆に、次のような書き方になっているとAIの回答から消えます。
# ❌ これが付いていると、そのAIの回答に出なくなる
User-agent: OAI-SearchBot
Disallow: /
自分で確認する方法:ブラウザのアドレス欄に あなたのドメイン/robots.txt(例:https://example.co.jp/robots.txt)と入れて開くだけです。中身が読めない・判断がつかないときは、制作会社に「AI検索のクローラーを拒否していないか」を一行で聞けば十分です。
④ 会社の「正体」をテキストで明示する
AIは、社名・所在地・事業内容・地域といった実体(エンティティ)を手がかりに会社を認識します。「福岡市のWeb制作会社」「〇〇を扱う小売店」のように、あなたが何者かを会社概要にテキストで書いておくと、AIが取り違えにくくなります。
正直な但し書き:AIの回答は日々変動します。同じ質問でも、日によって載ったり消えたりします。ここで挙げた手順は「載る確率を上げる」ための土台づくりであって、掲載を保証するものではありません。当社自身、全国区の一般的なHP制作という広いテーマでは、まだ主要なまとめ記事に十分載れておらず、地道な情報整備を続けている最中です。裏技ではなく積み上げだからこそ、早く始めた会社が有利になります。
商品情報や採用情報が「AIに読まれる形」になっているか、自社では判断しづらいものです。福岡のWeb制作・AEO対策会社として、公式指針に沿った現実的な整備をご提案します。お問い合わせください。
よくある質問
AIに読まれるサイトとは?
画像に文字を入れるとAIに読まれないの?
AI向けに特別なファイル(llms.txt)を作る必要はある?
採用情報はどう整えればAIに読まれる?
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「何から手をつければいいか分からない」「更新やAI検索(AEO)対策を任せたい」——福岡のホームページ制作会社 AliveCast が、貴社サイトの現状に合わせて無料でご相談を承ります。
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