2019年12月07日

社長ブログ

メタ思考

仕事柄、いや役職柄? それとも会社柄? メタ思考をよく使う場面に遭遇します。メタ思考とは、自らの視点を一つ上げて、自らが思考に関してある壁に閉じ込められた「とらわれの身」になっていることに気づくことです。

例えば、「新しいはさみを考えてほしい」と言われたとします。通常の思考は、もっと軽くしたら? 刃の形状を変えて、変わった切り方ができるようにしたら? 色を変えて、夜でも場所がわかるようにしたら? など、アイディアは出てきます。

当たり前ですが、はさみという範疇になるので、従来のはさみの一部を変更するだけで、従来のはさみの概念から出ることはできません。

自らの視点を一つ上げて、「はさみって何のためにあるのか?」と考えると「物を切るため」と答えを得るのは容易です。

ここで、視野が一気に広がります。物が切れればいいので、いわゆる従来のはさみではなくてもよいということであれば、新しいやり方が見えてきます。

例えば、はさみという名前は変わる可能性がありますが、物理的な刃ではなく、レーザー、熱、水、空気などを使って物を切ってもいいわけです。実際に、そのような機械もありますね。

人はみな、物事を考えているようで、無意識のうちに固定概念的なバイアスをかけてしまい、新しいやり方を考えることできなくなっているのです。

メタ思考によってこのような偏りに気づき、それらをリセットすることで創造的に考えることができるようになります。

このようなメタ思考を頻繁につかっているのは、実はベンチャー企業だったりするのです。

従来の方法とは違う、新しい方法を生み出すことができる。 この方法が思いつき、実際に商品化して、お客様が喜ぶことを体験すると、ベンチャー企業であることがとてもうれしく思うのです。