制作ノウハウ メディアミックス
2010年04月19日
メディアミックス
メディアミックスというのは、御存知だろうか? これは広告業界の用語で商品を広告・CMする際に異種のメディアを組み合わせることによって各メディアの弱点を補う手法である。
実は、ホームページでもこの手段を使える。
「ホームページを作ったら、インターネットだけで誘導するというのが当たり前」という既成概念を持っている方が多いのが現実だ。
具体的には、インターネットで集客といえばSEO(Search Engine Optimaize)しか頭に浮かばないという概念だ。
ホームページは、現在最後の確認の場となっている。 クチコミで知った会社は、ホームページで確認。チラシで見た商品はホームページで確認。 新聞、雑誌で入手した情報は、ホームページで確認。
つまり、何らかのメディアで知ったら最終的にはホームページを見るということだ。 インターネットが当たり前になっていない時代では考えられないことだった。
よってTV、新聞、雑誌などの広報媒体と組み合わせて、ホームページへ誘導をするのだ。 ネットの弱点は、待ちの営業になってしまう欠点が存在している。キーワードを入力してもらわない限り、自社のホームページは閲覧してもらえない。これをPULL媒体という。
それに対して前述のメディアは、PUSH媒体と言われ、相手が欲して無くても、ダイレクトに届いてしまう。
そこで、PUSH媒体によって、欲求喚起を行い、ホームページへ呼び込み、成約を行う。
この手法で成功したのは、弊社でホームページを手がけた嬉野温泉である『大村屋』さんだ。彼の行動力はすばらしく、積極的にプレスリリースを打ち出し、昨年から多くのTV・新聞・雑誌に取り上げられ、今年の4月には『ガイヤの夜明け』で取り上げられた。
おかげで、瞬間風速だがホームページが1日1万ページビュー(内心ホームページが壊れるのでは??という嬉しい不安を抱いたが…)を達成した。
プレスリリースの中心は、イベントや斬新な料理プランであったが、手前味噌ではあるが、弊社でホームページを作らなければ、簡単にこのようなアイディアをホームページに費用的に掲載できなかったという嬉しい事を伝えていただいた。
成約も弊社がホームページを制作してから制作前の4倍ほどの集客力を誇っている。
ホームページは、最終確認の場であれば、その作り(しかけ)が売上げを左右すると言っても過言では無いようになってきている。