2026年09月18日

Web運用のヒント

Googleサイト評判ポリシー更新 外部記事の載せ方の注意点

Googleサイト評判ポリシー更新 外部記事の載せ方の注意点

Googleがサイトの評判ポリシーを更新しました(2026年8月28日)。外部から提供された記事の載せ方で検索評価が下がる条件を、福岡のWeb制作会社AliveCastが発注側の目線で整理します。

Googleがサイトの評判ポリシーを更新しました(2026年8月)

結論:Googleは2026年8月28日、検索セントラルブログで「サイトの評判の不正使用(site reputation abuse)」に関するポリシーの更新を公表しました。ざっくり言うと、外部から提供された記事(寄稿・広告記事など)を自社ドメインに載せる「載せ方」によっては、検索での評価に影響が及ぶ場合があるというルールの強化です。まずは一次情報をご確認ください。

一次情報(公式・2026年8月28日公開):Update to the Site Reputation Policy(Google 検索セントラル ブログ)

正直にお断りします。本記事の執筆時点では、この更新の正式な適用範囲・開始時期・判定の詳細は上記の公式ページが一次情報です。数値や具体的な適用条件は必ず原文でご確認ください。本記事は「発注側の経営者・Web担当者が、まず何を点検すればよいか」を噛み砕くことを目的にしています。

そもそも「サイトの評判の不正使用」とは?

Answer:自社サイト(=評価の積み上がったドメイン)の一部を第三者に貸し出す形で外部の記事を載せ、そのドメインの検索評価を借りて上位表示を狙う行為を指します。俗に「パラサイトSEO」とも呼ばれ、Googleのスパムポリシーで問題とされています。

もう少し噛み砕きます。長く運用してきた会社サイトには、Googleからの信頼(ドメインの評価)が積み上がっています。ここに、自社の読者のためではなく、検索順位を得ることを主目的とした外部の記事を大量に載せると、そのドメインの信頼を「間借り」して上位を取ろうとしている、と見なされることがあります。

このポリシー自体は2024年に導入され、その後、適用範囲が段階的に明確化されてきました。特に「第三者が作った記事でも、自社が監修・関与していれば問題ない」という解釈は通用しにくくなっており、関与の有無よりも「その記事が誰のために存在するか(自社の読者のためか/検索順位のためか)」が問われる方向で整理されています。今回2026年8月28日の更新は、その最新版にあたります。具体的にどの文言がどう変わったかは、上記の公式告知が一次情報です。

(持ち帰り)まずは「うちのサイトに、自社の読者向けとは言い切れない外部記事が載っていないか」を思い浮かべてください。次章で自社への影響、最後に点検手順を示します。

これは自社サイトにどう影響するか(AliveCastの見解)

Answer:影響が出やすいのは、外部の会社や個人から提供された記事を、自社ドメイン配下(例:/blog/、/column/ など)にそのまま載せているケースです。純粋な自社発信のコラムや、通常の広告表示だけであれば、過度に心配する必要はないと当社は考えます。

ここからはニュースの転載ではなく、福岡でWeb制作・AEO対策を行う当社の見解です。中小企業のサイトで実際に見かける「グレーになりやすいパターン」を挙げます。

  • 提携先・広告主から原稿をもらって、自社ブログにそのまま掲載している(PR記事・タイアップ記事)
  • 外部ライターに「とにかく検索で当てる記事」を量産させ、自社の事業説明とは無関係なテーマが並んでいる
  • クーポン・ランキング・比較ページなど、第三者が用意したページを自社ドメインに間借りさせている

逆に、過度な心配は不要だと当社が考えるのは以下です(ただし最終的な判断はGoogle側にあり、当社が結果を保証できるものではありません)。

  • 自社の商品・サービス・実績・ノウハウを、自社の言葉で書いたコラム
  • 記事広告であっても、自社の読者にとって有益で、広告であることを明示し、自社が内容に責任を持っているもの
  • ページ内に表示される通常のディスプレイ広告

当社の立場も正直に書きます。当社が受託制作・運用しているサイトでも、過去に「集客のために外部原稿を載せたい」というご相談を受けたことがあります。今回のような更新がある以上、当社は「ドメインの評価を借りるための記事」と受け取られる載せ方は避け、載せるなら自社の読者価値と表示の明確さで線を引く運用に統一していきます。

(持ち帰り)「その記事は、検索順位のためか、自社の読者のためか」を一言で説明できるかどうかが判断の軸になります。

あなたのホームページで今やること

Answer:まず「外部から提供された記事・広告記事が自社ドメインに載っていないか」を棚卸しし、載っている場合は①誰のための記事か②広告であることを明示しているか③自社が内容に責任を持てるか、の3点で仕分けます。判断に迷うものは公式ポリシーで確認するか、制作会社に相談してください。

発注側(経営者・Web担当者)が、開発知識なしで自分で確認できる手順です。

  1. 棚卸し:自社サイトの記事一覧を開き、「これは社内で書いた/社内で監修したか?」を1本ずつ確認する。外部からもらった原稿・提携先の記事に印をつける。
  2. 仕分け:印をつけた記事を下の表で分類する。
  3. 表示の見直し:広告・PR記事には「広告」「PR」「提供」など、広告であることが読者に分かる表記を入れる(景品表示法のステルスマーケティング規制の観点でも必要です)。
  4. 迷ったら止める・相談する:判断がつかないものは公開したまま放置せず、公式ポリシーを確認するか、制作会社に相談する。

点検チェック表(コピーして使えます)

点検項目 OKの目安 要注意の目安
誰のための記事か 自社の読者・顧客のため 検索順位を取ることが主目的
制作の主体 自社が企画・執筆・監修 外部提供の原稿をそのまま掲載
テーマの整合 自社事業と関連する 事業と無関係なテーマが混在
広告の明示 「広告/PR」を明記 広告と分からない体裁
責任の所在 内容に自社が責任を持てる 第三者に丸投げで確認できない

(持ち帰り)この表で「要注意」に1つでも当てはまる記事があれば、そこが最初に見直す対象です。まずは棚卸しの1時間から始めてください。

数字や適用時期は必ず公式で確認を

本記事は発注側が動き出すための入口です。強制力のあるルールの正確な文言・適用開始時期・判定基準は、必ずGoogleの公式告知でご確認ください。Googleのポリシー運用は状況により変わり、当社が個別サイトの評価を保証することはできません。この点を隠さずにお伝えするのが、私たちの誠実さだと考えています。


外部記事の棚卸しや広告記事の見直し、自社サイトの点検にお困りの際は、福岡のWeb制作・AEO対策会社である当社にご相談ください。お問い合わせ

よくある質問

サイトの評判の不正使用とは?
評価の積み上がった自社ドメインに、自社の読者のためではなく検索順位を得ることを主目的とした外部記事を載せ、ドメインの信頼を借りて上位表示を狙う行為です。俗にパラサイトSEOと呼ばれ、Googleのスパムポリシーで問題とされています。
外部の寄稿記事や広告記事を載せると必ずペナルティになりますか?
いいえ。問題になりやすいのは検索順位のために間借りさせた記事です。自社の読者に有益で、広告であることを明示し、自社が内容に責任を持てる記事まで一律に禁止されるわけではありません。判断に迷う場合は公式ポリシーで確認してください。
自社サイトでは何を点検すればよいですか?
まず外部から提供された記事・広告記事を棚卸しし、誰のための記事か・広告であることを明示しているか・自社が内容に責任を持てるか、の3点で仕分けます。事業と無関係なテーマの量産記事や、広告と分からないPR記事が要注意です。
PR記事やタイアップ記事は今後載せてはいけないのですか?
載せること自体が禁止されるわけではありません。広告であることを明示し、自社の読者に有益で、内容に責任を持てる形にすることが大切です。ドメインの評価を借りるだけの載せ方を避ければ、通常の記事広告まで否定されるものではないと当社は考えます。

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