2015年03月15日

Webデザインメモ

(データ編)チラシデザインにチャレンジしよう!

前回はチラシデザインの構成について紹介していきました。

今回は、チラシのデータで保存する際に最低限知っておきたいポイント4つを紹介していきます。[Adobe Illustratorで制作した場合]

①カラーモードをCMYKに設定しておく。
印刷物は「シアン(C)」「マゼンタ(M)」「イエロー(Y)」(さらに「ブラック(K)」が加わる)の色を混ぜて作られるので、データもそれに合わせた設定にする必要があります。もう一つのカラーモード「RGB」はWeb用の設定になるので、間違えないようにしましょう。
印刷物には「CMYK」、Webで使うデータには「RGB」と覚えておくとよいです。

②トリムマークを作成する
印刷会社に印刷を依頼する際、通常の家庭用プリンタ用紙ではなく大型の紙に印刷されます。

なので、印刷後どこをカットすれば希望の紙のサイズになるか分かる印が必要になってきます。それが「トリムマーク」と呼ばれる印です。

「トンボ」と呼ばれるラインに沿ってカットされるので、端までベタ塗りがある場合はトンボのラインまで塗り足しをします。

実際にデータの作成を始める前に、あらかじめトリムマークを付けておきましょう。
まず長方形ツールで塗り・線がない長方形(A4サイズの場合は、210mm×297mm)を用意し、アートボードの中心に配置します。

あとは、先ほど作った長方形を選択し、「オブジェクト」>「トリムマークを作成」をすれば、トリムマークが配置されます。このオブジェクトは、一番上のレイヤーに配置させ、ロックをしておけば、ずれたり、オブジェクトに隠れてしまうことがないので安心です。

③ラスタライズをする
illustratorのデータで「乗算」「ドロップシャドウ」「透過」などの効果を使った場合、出力する際にうまく印刷されないことがあります。その時は、illustratorのデータをビットマップ化して、複数一枚の画像として処理することで、うまく出力することができます。この、ビットマップ化することを「ラスタライズ」と呼びます。

データが完成したら、まず文字をアウトライン化させ、画像を埋め込みます。
注意点としては、[アウトライン化すると、文字の修正が出来なくなる][画像を埋め込んでしまうと、画像変更の際ファイル場所を再設定しなければならない]があるので、データを別名で保存することを忘れないようにします。

アウトライン化・画像の埋め込みが終わったら、「効果」>「ドキュメントのラスタライズ効果設定」で以下のように設定します。
・解像度は「その他(350-400ppiを入力)」
・背景は「透明」を選択
・オプションのアンチエイリアスから「アートに最適」を選択
・「特色を保持」のチェックを外す

okをクリックすると、ラスタライズが作成され、一枚の画像になります。劣化しているように見えますが、問題なく出力されます。

④データの容量を軽くする
pdfファイルで保存する場合は出来るだけ容量を軽くしておきましょう。データを開く際に読み込みが速くなるので、先方の負担軽減にもつながります。

そのままpdfで保存すると重くなってしまうので、以下のように保存をします。
「別名で保存」で形式を「pdf」にすると、設定画面が出てきます。
・左メニューで「一般」を選び「オプション」の「illustratoの編集機能の保持」のチェックを外します。これだけでかなりデータが軽くなります。
・左メニューで「圧縮」を選択し、「ダウンサンプル(ハイキュービック)」「150ppi」次の解像度を超える場合225ppo)と設定します。

MB単位だったデータをKBまで落とすことが可能です。

以上4つは、illustratorで作業する際是非覚えておきたいポイントでした。

「印刷会社にデータを戻された」「pdfデータを軽くしてほしいと先方に頼まれた」となってしまうと修正に手間がかかってしまいます。それを防ぐためにも、気を付けたいですね。