2022年01月23日

分析

ホームページのゴールは?

常々、提案時に、マーケティングを実施しているが、驚かれるケースが多い。相手企業が会社としてマーケティングをしていないからだ。

基本的なことで言えば、ゴールが決まっていない。ホームページをリニューアルすることで、当然売上を上げたいと思っているが、どこまでホームページにその役割を担ってもらうかがわからない。

例えば、ホームページでダイレクトに購入をしてもらいたいのか?それともカタログ請求だけなのか?

これだけでもホームページの構成は変わってくる。購入してもらいたいならば、ターゲットとなるお客様が購入した後にどのようなメリットがあるか理解をしなければならないホームページとなり、カタログ請求であれば、多くの商品をしっかり検討できる理由を掲載しなくてはならない。これはコンテンツだけにとどまらず、ホームページの機能にも影響をする。購入したもらう場合は、決済は、請求書払いにするのか、クレジットにするのか、カートを準備するのか、その商品のオプションも簡単に選んでもらえるようなECに似た機能も実装する必要がある。カタログの場合は、PDFダウンロードと、後々フォローアップのためのメールアドレスを取得する機能だけでいいかもしれない。

つまり、ホームページ制作費用がゴールによって、大きく変わる可能性がある。
また、このゴールは、自社だけの考えではなく、お客様が達成しやすいゴールなのかも検討する必要性がある。

よってホームページのゴールといわれる「役割」を明確にしなければ、そもそも提案なんて、できない。

多くの企業は、デザインが古いのでリニューアルして、イメージさえ良くなれば、売り上げを上げるための商品やサービスが売れるものと思われているが、それは大手企業でブランドがある程度構築されている企業に限る。

中小企業こそが、自社の商品やサービスを販売するために、しっかりゴールを考え抜いて、一緒にホームページを制作しなくてはならないと思う。その部分に対してもAliveCastを活用してもらいたいと思う。