2010年01月30日

社長ブログ

全方位では、リソースを食いつぶす

ビジネスをするときに、商品が決まって、強み・弱みがわかると、その商品の強みを徹底的に訴求をして、広告やホームページを作ったりしますが、そのときに忘れがちなのはターゲット。

ターゲットとは、その商品を特に必要となる・気に入ってもらえるお客様ということである。

「全方位型」とは、「商品を買ってくれれば誰でも良い!」ということで、購入してくれる

人すべてがターゲットであるということ。これでは、どのようなところに、宣伝活動をして良いのかわからない。

学生さんなのか、主婦なのか、それともビジネスマンなのか? それによって掲載するメディアが異なってくるのは容易に理解できるだろう。

 すべてのメディアに宣伝活動をしても良いが、それでは、リソース「人・物・金」が莫大に必要。

 多くの会社は中小企業なので、リソースはふんだんにない。そこで、ターゲットを絞り込んで効率的な宣伝活動をしていくのが鉄則となる。

 加えて、ターゲットを絞ると、同じ商品でもキャッチコピーが変わってきたり、クロスセルをする時に、その商品を絞り込みやすい。

 いいことだらけであるが、社長が「多く売りたい」と思えば思うほど、この全方位型にいつの間にか変わってしまうので注意が必要だ。

 このことは、ランチェスター戦略などを読んで基本から勉強をしたい。

 マーケッティングを知らないで、ビジネスをはじめることは自殺行為に近いからだ。