制作ノウハウ 自称エース★
2013年04月08日
自称エース★
新入社員がはいってくるこの季節。
実は、弊社でも、新入社員を募集しております。(2013年4月8日時点)
というわけで、ちょと今回は趣旨をはずれ、私が20代だったころのお話をしたいかと思います。
学校を卒業後、とある大手インフラの業務システムを作る仕事に携わっておりました。
若さ故か、根拠の無い自信に溢れており(自称:エースでした(笑))、また運にも恵まれ、周りの期待にそえるだけの仕事は出来ていました(たんなる、自分の勘違いかもしれませんが。。。)
出向という形のため本社にはほとんどいませんでしたが、出向先でも本社でも人間関係は良好で、人間関係に悩んで辞める方も多いなか、私がいた環境は恵まれていたかと思います。
ただ大きな業務システムであるがため、言われたものを言われた通り作るだけの毎日であり、自ら提案したり新しい物を生み出せない事が、とてもつまらないよう感じていました。
月の就業時間が300時間を超える事も珍しくなく、そんな中、自分はこの大きなシステムの小さな歯車の一つでしかなく、動かなくなれば、いつでも変わりがきくということに、常にむなしさと不満を覚えておりました。
しかし今思えば、「若者の浅はかな考えだったなぁ」と実感します。
ほとんどの仕事は一人では出来ません。いろんな人の協力があって、はじめて成し遂げられる物です。
すべてにおいて、そういった意味では社長であろうが新入社員であろうが、フリーでがんばっている人であろうが、常に人は、歯車なのではないでしょうか。そして、不測の事態でも対応できるよう、常に交換できる歯車であるべきなのは当然の事かと思います。
ただし、人は単なる歯車ではありません。自ら考え動ける歯車なのです。
「不満があるなら、それに対する解決策を考え提案するなり、新しい知識や技術をみにつけ現状を打破する新しいアイデアをだして頑張ればよい」だけなのです。
そんな単純な事が、当時はわかっていなかったし、出来ていなかったな・・と、今更ながら反省します。
大きなシステムに乗っかっている居心地の良さからか、はたまた、わずかな自分の時間を遊びだけに費やしたいからか、
新しい知識や技術を自ら勉強すること、自分自身に投資する事をまったく行っていなかった結果です。
(とはいえ、遊びは色々覚えたので、それはそれで社会勉強になりました(笑))
現在、仕事やfacebookなどで、しっかりした考えを持つ20代の方と出会うたびに、自分と比べて心底に関心してしまいます。
なにせ、私自身がそれに気づいたのも、今の会社「AliveCast」に入ってからですから。
「AliveCast」に入らなければ、今も気づかずただ言われるがままに仕事をしていたのかもしれません。
実は、20代当時の私が理想としていた会社のあり方(の一部)が、「AliveCast」にはありました。
ひとつは「仕事自体」について。
そしてひとつは「仕事のやり方」について。
ちょっと長くなってきたので、その辺の話は、また次回・・・かも。