制作ノウハウ 考えているのか?感じているのか?
2019年06月03日
考えているのか?感じているのか?
仕事ではさまざまなことをやっていると頭の中でいろんなことが渦巻いていると思います。
その渦巻いていることは、考えているのか?感じているのか?を切り分けないといけないと思っています。
考えることは当然ながらとても大切なのですが、感じていること(感情)は、熟慮せずに、すぐに行動に結びついてしまう傾向があるので、注意が必要であると思います。
例えば、「嫌なこと」
嫌なことは、すぐに「どのように逃げるか?」を考えるステップになりがちです。
つまり、思考をしなければいけない複数のステップが抜ける可能性があります。
Step1:「嫌なことが起こる」
Step2:「なぜ嫌なのかを考える」
Step3:「原因を見つける」
Step4:「対処方法にどんなものがあるか」
Step5:「対処方法を選択し実行する」
感情から行動をすぐに移すと、Step2-Step4まで抜けます。また、Step5は、もしかすると「逃げる」という対処方法が自動的に入り込む可能性があります。
Step2-Step4は、自分を知ることと、対処する選択肢を広げることができます。これは、もしかすると「嫌なこと」自体を封じ込める可能性もあります。
人間は感情の動物。感情はなぜ必要なのか?と考えると自分の命を守るためらしいです。現代社会では日常的におこる感情は、命に関するものはほとんどないと言ってもいいと思います。
このように、感情ですぐに行動をしてしまうのがまずいと思うのです。
今の自分は、考えているのか? 感じているのか? をきちんと切り分けることが自分に対してよい行動をとるための指針になるのではないかと最近感じています。