制作ノウハウ 考え方の違い
2019年05月23日
考え方の違い
こんにちは!
アシスタントプランナーの石田です。
最近は朝と夜の温度差が大きいですね。
体調には気をつけてお過ごしください!
私は最近ある会社の代表取締役・役員・社員・アルバイトの方にヒアリングをする機会がありました。
ヒアリングの際には、ポジションによって意見の違いがありました。
例えば、システムの好感を持ったところが違うのです。
代表取締役は新しい方法やデータを重要視したのに対し、
アルバイトの方は業務のスピードアップやミスの回避を重要視しました。
会社の経営はよく戦争に例えられます。
ピラミッド図で示すと上から順にこのようになります。
・戦略(社長)
シナリオを描き、実現させるための作戦を部下に委ねる
・作戦(役員)
戦略に沿って作戦を練り、部下に指揮する
・戦術(社員)
作戦に従って具体的な内容を実行する
・兵站(アルバイト)
実戦のために必要なものを準備する
この図を見ると分かるようにポジションが違うと求められている役割が違います。
よって、今回のヒアリングの際ポジションにより考え方に違いが生じたと考えられます。
現在私は今回のヒアリングの意見を参考にしながらシステムのデザイン・開発をおこなっています。
この図を頭の片隅に置き、この画面は誰が何のために利用するのか考えていく必要がありそうですね。
デザインに関しては、代表取締役の方の意見(データの取得)だけを参考にすると入力の工数が増えてしまう危険性があります。
逆にアルバイトの方の意見(スピードアップ・ミスの回避)だけを参考にするとデータを取得できず今後の戦略を考えることが難しくなってきます。
片方の意見だけを参考にせずお互いの考えを参考にすることが大切だと考えます。
今回のシステムでは少ないクリック数でデータを取得できるよう画面設計をおこない、
無駄なデータを画面に表示しないことによりスピードアップやミスの回避できるよう作成していきます(^^)/!