2010年05月14日

サイトの編み進め方

ホームページってなんのために作るの?

編み物って編んだことありますか?

女性だけじゃなく、ここ最近は男性もする人が増えたようですね。
もう毛糸の季節ではないので、レース編みなんかもステキです。

でも、ひとつの作品を作り上げるには時間もかかるし、
きれいに編み目をそろえるのは大変。
途中で編み目がきつくなったり、目の数がわからなくなったりしますよね。
一目一目に注意を払って、ようやくきれいな作品が出来上がります。

サイト制作もひとつひとつの作業を積み重ねて作ります。
「サイトの編み進め方」では、サイトを作るまでに
どのようなことを行っていくのか紹介していきます。

まずは、「ホームページってなんのために作るの?」というところから始めていきましょう。

なぜホームページを作るのでしょうか?

■今の時代、ホームページを持っているのが当たり前だから?
しかし、ホームページを作るには費用もかかりますし、
維持するのにも費用がかかります。

■自社の事業内容、商品を知ってもらいたいから?
知ってもらうだけでいいのでしょうか?
その後どんなことを期待しますか?

例えば、TVや雑誌で気になるお店を見つけたとき、あなたならどうしますか?
友人に聞いたり、直接お店に行くということもあると思いますが、
ネットで店名を検索する、ということもしているのではないでしょうか?
どんなお店で、どんな商品があるのか、
場所はどこなのかをネットで確認することがありますよね。

そんなとき、お店の人だったら何を期待しますか?
もちろん、来店してもらい、商品を買ってもらうことですよね。
すなわち、このお店の場合、ホームページは利益につながる様、
費用を出して設置しているわけです。

例えば公共機関やNPO団体など、
事業によっては、必ずしも利益とは限りませんが、
ホームページを作るには必ず「目的」があるはずです。
お問い合わせを増やしたい、成約に繋げたい、
商品を買ってもらいたい、事業内容を知ってもらいたいなど。

デザインを制作するにも、目的が漠然としたままでは、
見た目のデザインだけでなく、どんな構成が必要か、
どんなレイアウトにすべきかというところが曖昧なものとなってしまいます。

「ホームページってなんのために作るの?」

ぜひ、目的をはっきりさせて、効果のあるホームページにしていきましょう。