2009年11月16日

社長ブログ

携帯サイトとWebサイト

携帯サイトとWebサイト

あるIT関連の求人サイトで、携帯サイト開発の業界自体の勢いが鈍化したらしい。以前のような携帯サイト制作サービスも少し落ち着いてきたのだろうか? 

しかながら、逆にWebサイトは延びてきたらしい。 業界にいる人間として、福岡という地域もあってか、実はあまり実感していない。

持論なのだが、携帯のキーワードは、有料で、「暇つぶし」、「即時性」、「メール」。 Webのキーワードは、無料で「暇つぶし」、「調査」、「商品・サービスの購入」と思っている。 これにより、どのようなものを作らなくてはいけないのか、分かる。

携帯サイトは、Webサイトとは明らかに違う特徴を出さなくては、ならない。

携帯サイトについて、携帯電話は、たくさんの人が持っているので、「携帯サイト」を作るのが良いというが、サイトを見ている人がどれくらいいるのか? もし、良く使う顧客層が、比較的お金が自由に持っている方ではないような気がする。つまり、携帯サイトで果たしてお客様がお金を落としてくれるのか、疑問がいつもある。 これは、ただ単に、弊社が携帯サイトは作っていない事、そして携帯サイトで上手くいっている例を知らないだけかもしれないが。

しかし携帯は、間違いなく使い勝手の良い方法はある。携帯電話自体が移動をしているので、その場ならではの欲しい情報を簡単に取得できるというのが、もっとも強みを発揮できると思う。 携帯のナビシステムなんて、その典型的だと思う。 また、携帯をリモコンとして考えるやり方もある。家の家電みたいに、遠隔地のものを携帯電話でコントロールする。気づいた時、気づいた場所で直ぐにコントロールできるわけだ。

よって、携帯は、サイト閲覧で進化するわけではなく、アプリケーションで進化すると思う。

携帯電話は、移動しながら通信ができるという強みを持っている。
これに似たビジネスモデルを立ち上げてみたいと思っていた。

来年より、福岡大学とアドホックネットワークの共同研究に入る予定だ。 ビジネスモデルを数枚書いてみたが、とても面白い未来が書けた。
今後、どのように進めていくか楽しみだ。