Web運用のヒント 購買時にAIへ相談する人が3人に1人|中小企業のAEO対策
2026年08月08日
この記事の要点(30秒でわかる)
電通デジタルの調査で、AIを使う人の約3人に1人が、モノやサービスを買うときにAIへ相談していることがわかりました(MarkeZine 2026年7月27日)。これは「お客さまが会社やお店を選ぶ入口が、検索結果だけでなくAIの回答にも広がった」ことを意味します。まずやるべきは、あなたの会社名や業種で実際にAIへ質問し、自社が答えに出てくるかを自分の目で確かめることです。出てこないなら、AIに読み取られる情報の整え方(AEO対策)を検討します。
何が起きたか — 電通デジタル調査「購買時にAI相談が3人に1人」
> AIを利用する人の約3人に1人(およそ33%)が、商品やサービスの購買時にAIへ相談している。認知・検討・購買後の各段階でAI活用が目立つ。
> (出典: MarkeZine「AI利用者の約3人に1人が購買時AIに相談/認知・検討・購買後でAI活用が顕著」2026年7月27日公開)
まず事実の確認です。これは電通デジタルが行った調査を、Web/マーケティング系メディアのMarkeZine(2026年7月27日公開)が報じたものです。ポイントは2つあります。
- 買い物の相談相手にAIが入ってきた — 「AIを使う人」という母集団に限った数字ではありますが、その中の約3人に1人が、購入を決める過程でChatGPTのような生成AIに相談している、という結果です。
- 一度きりではなく、各段階で使われている — 「こんなサービスあるの?」と知る段階(認知)、「どこがいいか」を比べる段階(検討)、買った後の使い方を調べる段階(購買後)と、購入前後の複数の場面でAIが使われている、と報じられています。
なお、この記事でお伝えできるのは上記の見出しレベルの内容までです。調査の対象人数・年代の内訳・業種別の細かい数字などは、元記事や電通デジタルの公式発表でご確認ください。当社が確認できていない数字を、それらしく書くことはしません。ここが今回いちばん大事な前提です。
「AIを使う人の中で」という条件を見落とさない
「3人に1人」という言葉だけが一人歩きしがちですが、これは日本人全体の3人に1人ではなく、AIを利用している人の中での割合です。とはいえ、AIを日常的に使う人は年々増えています。今日は少数派に見える行動が、数年で「当たり前」になるのは、スマホでの検索がそうだったのと同じ流れです。「うちのお客さんはまだAIなんて使わない」で止まらず、数字の背景にある方向性(買い物の入口が増えている)を読むことが、この調査の正しい受け取り方です。
これが自社サイトにどう影響するか(AliveCastの見解)
> 影響を一言でいうと: これまでは「Googleで検索して上位に出るか」が勝負でした。これからは、それに加えて「AIに質問されたとき、答えの中で自社が名前を出してもらえるか」が新しい入口になります。前者への対策がSEO、後者への対策がAEO(AI Engine Optimization=生成AI検索対策)です。
ここからは、一次ソースの事実に対する当社(AliveCast)の見解です。調査に書かれていることではなく、福岡でWeb制作とAEO対策を手がける立場からの解釈として読んでください。
検索結果ページを見ずに決める人が増える
これまでのお客さまの動きは「検索する → 表示された何社かのサイトを見比べる → 問い合わせる」でした。ところがAIに相談する場合、AIが複数の情報源をまとめて『この3社がおすすめです』と答えてしまうため、お客さまは各社のサイトを一つひとつ開かないことがあります。
このとき、AIが挙げる『おすすめ』の中に自社が入っていなければ、そもそも比較の土俵に乗れません。検索結果の2ページ目に埋もれるのと同じか、それ以上に見つけてもらえない状態です。逆に、AIの回答で名前を出してもらえれば、まだ競合が対応していないうちに指名される可能性があります。
なぜ「サイトを持っているだけ」では足りないのか
AIは、あなたのサイトの文章を読んで「この会社は何屋で、どこにあって、何が強みか」を理解しようとします。ところが多くの中小企業のサイトは、きれいな写真とキャッチコピー中心で、AIが答えに使える『事実の文章』が少ないという共通の弱点があります。
- 「地域No.1の技術力!」→ AIはこれを事実として引用できません(根拠のない自己評価のため)
- 「福岡市博多区で〇〇工事を20年、施工実績△△件」→ こちらはAIが引用しやすい事実文です
つまり影響は「AI時代が来たから全部作り直し」ではなく、今あるサイトに『AIが読み取れる事実』を足していくという、地に足のついた話です。
当社自身の実測(正直に、変動も含めて)
手前味噌になりますが、当社は自社サイトで実際にこれを検証しています。2026年7月時点、未ログイン状態のPerplexity(AI検索)で「AEO対策 福岡」等と質問すると、当社が回答の情報源として表示されることを確認しました。ただし正直にお伝えすると、AIの回答は日によって変動し、同じ質問でも名前が出たり出なかったりします。「一度出たから安心」ではありません。だからこそ、後述の確認は一度きりでなく定期的に行う必要があります。この変動する性質こそ、AI検索対策のいちばん難しく、そして正直に語るべき部分です。
あなたのホームページで今やること
> 結論の手順: ①自分でAIに質問して自社が出るか確かめる → ②出ない・情報が古い場合は原因を切り分ける → ③サイトに『AIが読める事実』を足す。①は無料で今日できます。
専門知識がなくても、発注側であるあなた自身が今日確認できる手順に落とし込みました。
手順1:無料で「自社がAIの答えに出るか」を確かめる
スマホやパソコンでChatGPTやPerplexityなどのAIを開き、お客さまになったつもりで次のように質問してみてください。
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- 「福岡市で〇〇(あなたの業種)を頼むなら、どこがおすすめ?」
- 「〇〇(あなたの会社名)ってどんな会社?」
- 「〇〇(商品・サービス名)を扱っている会社を教えて」
“`
判断の基準はシンプルです。
| 結果 | 意味 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 自社名が出る・サイトが情報源に表示される | 現状は好位置 | 内容が正確か確認し、維持する |
| 名前は出るが情報が古い・間違っている | AIが誤解している | サイトの正しい情報を強化する |
| まったく出てこない | 比較の土俵に乗れていない | AEO対策を検討する |
> 注意(正直な限界): AIの回答はログイン状態・地域・タイミングで変わります。1回で判断せず、日を変えて2〜3回試してください。また当社の実測でも結果は揺れるため、「出なかった=完全にダメ」ではなく「安定して出る状態を目指す」と捉えるのが現実的です。
手順2:AIが誤解する・見つけない原因を切り分ける
AIに出てこない場合、多くは次のどれかです。自分のサイトを開いて照らし合わせてみてください。
- 会社の基本情報(社名・所在地・事業内容)が文章で明記されていない — 画像の中の文字はAIが読めないことがあります
- 強みが『すごい』だけで、根拠となる事実(実績数・対応エリア・専門分野)が書かれていない
- 1年以上更新が止まっている — AIは新しい情報を優先する傾向があり、古いサイトは引用されにくくなります
手順3:制作会社に相談するときの伝え方
いきなり「AEO対策をお願いします」と言う必要はありません。上の手順1の結果(スクリーンショットでOK)を持って、こう相談するのが最短です。
- 「AIで自社を検索したらこう出た(or 出なかった)。改善できますか?」
- 「会社の基本情報や実績を、AIが読み取れる形でサイトに追記したい」
この伝え方なら、発注側が専門用語を覚える必要はありません。現状(AIの答え)という事実を見せることが、いちばん正確な発注になります。
AIに相談して会社を選ぶお客さまが増えていくなかで、「自社がAIの答えに出てこない」状態は、これから少しずつ機会損失につながります。福岡のWeb制作・AEO対策会社として、まずは現状確認から一緒に整えます。手順1を試して気になる結果が出たら、そのままお気軽にご相談ください。
よくある質問
AEO対策とは?
SEO対策とAEO対策の違いは?
自社がAIの回答に出るか確認する方法は?
AIの回答結果は安定していますか?
Webサイトの運用・AI検索(AEO)対策でお困りではありませんか?
「何から手をつければいいか分からない」「更新やAI検索(AEO)対策を任せたい」——福岡のホームページ制作会社 AliveCast が、貴社サイトの現状に合わせて無料でご相談を承ります。




