Web運用のヒント Search ConsoleでSNS・動画の検索流入を確認する新機能
2026年08月08日
GoogleがSNSや動画のコンテンツについて、Google検索でどれだけ見られ、どれだけ流入しているかを「Search Console(サーチコンソール)」で確認できるようにする、と発表しました。これまで自社ホームページの検索順位しか見えなかった無料ツールで、YouTubeやSNSに置いたコンテンツの検索経由の見え方も把握しやすくなる方向です。まずはSearch Consoleを開き、検索パフォーマンスを確認するところから始めましょう。難しい設定は不要で、無料で見られます。
何が起きたか — Googleの公式発表(2026年7月7日)
Google検索の公式情報を発信する「Google 検索セントラル」が、2026年7月7日にブログ記事を公開しました。タイトルは「See how content from social and video platforms performs on Google Search(SNS・動画プラットフォームのコンテンツがGoogle検索でどう表示されているかを確認する)」です。
要点を、発注側の言葉に置き換えるとこうなります。
- Google検索の結果には、あなたの会社の「ホームページ」だけでなく、YouTubeなどの動画やSNSに投稿したコンテンツも表示されることがあります。
- これまで、そうしたSNS・動画経由の見え方は、ホームページ用の管理画面(Search Console)からは分かりにくいものでした。
- 今回の発表は、その「SNS・動画がGoogle検索でどう見られているか」を確認できるようにする、という内容です。
なお、対象となる具体的なプラットフォーム名、レポートの正式名称、提供が始まる正確な時期は、上記の公式ブログでご確認ください。本記事は執筆時点(2026年8月)での公式発表をもとに、発注側の視点で意味と使い方を解説するものです。細かい仕様は今後変わる可能性があり、当社が保証できるものではありません。
このセクションの持ち帰り: 「Google検索に映るのはホームページだけではない」——まずこの前提を押さえてください。SNSや動画も、あなたの会社の“検索での顔”の一部です。
これがあなたのホームページ運用にどう影響するか(AliveCastの見解)
ここからは事実の紹介ではなく、Web制作・AEO対策を手がける当社の見解です。結論から言うと、この変化は「ホームページとSNS・動画を、別々の担当・別々の話として扱ってきた会社」ほど得をします。
中小企業の現場では、こういう分断がよく起きています。
- ホームページは制作会社に任せ、SNSは社内の誰かが片手間で更新している
- YouTubeに会社紹介や事例動画を上げたが、その後どれだけ見られているか誰も追っていない
- 「検索で自社がどう出るか」を、ホームページの順位だけで判断している
しかし実際にお客様が「〇〇(会社名)」「〇〇(サービス名)+地域」で検索すると、検索結果にはホームページに加えて、動画やSNSの投稿が並んで表示されることがあります。つまりお客様は、あなたの会社を「ホームページ・動画・SNSの合わせ技」で見ているのに、運用側はホームページの数字しか見ていない——ここに大きなズレがありました。
今回Googleが、SNS・動画の検索での見え方を確認できるようにする意味は、この“見えていなかった半分”に光が当たる、ということです。当社の見立てでは、影響が大きいのは次のような会社です。
- YouTubeに動画資産があるのに放置している会社 — 動画が検索経由でどれだけ見られているかが分かれば、「動画をもう少し作る価値があるか」を数字で判断できます。
- SNSとホームページで言っていることがバラバラな会社 — 検索でどちらがよく見られているかが分かれば、力の入れどころを決められます。
- AI検索(ChatGPtやGoogleのAIによる要約など)を意識し始めた会社 — AIは1つのサイトだけでなく、SNS・動画も含めて情報源にします。自社の情報が各所で一貫しているかは、これからますます重要になります。
一方で、正直にお伝えしておくべき限界もあります。Search Consoleで見えるのは基本的に「Google検索を経由した見え方・流入」です。SNSアプリ内やYouTube内で直接見られた分は、それぞれの管理画面(YouTube Studioや各SNSのインサイト)で見るべき数字であり、Search Consoleがすべてを一元管理してくれるわけではありません。今回の発表も「Google検索という土俵での見え方」を補うものだと理解しておくと、過度な期待による失望を避けられます。
このセクションの持ち帰り: ホームページ・SNS・動画を「1つの検索での顔」としてまとめて見る発想に切り替える。担当が分かれていても、数字は横断で確認する体制を作る。
あなたのホームページで今日やること(確認手順)
難しく考える必要はありません。以下は、Web担当者・経営者ご本人が無料でできる確認手順です。開発の知識は不要です。
手順1: Search Consoleに自社サイトが登録されているか確認する
Search Console(サーチコンソール)は、Googleが無料で提供する「自社サイトが検索でどう見られているか」の確認ツールです。https://search.google.com/search-console にGoogleアカウントでログインし、自社ドメイン(例: alivecast.co.jp)が登録されているか確認してください。
登録が見当たらない場合、そもそも検索データを取れていない状態です。これは今回の新機能以前の“土台”の問題なので、制作会社に「Search Consoleは設定済みか」を確認しましょう。当社のお客様であれば、この設定は初期構築時に行っています。
手順2: 「検索パフォーマンス」を開き、検索タイプを切り替える
左メニューの「検索パフォーマンス」→「検索結果」を開きます。画面上部に「検索タイプ: ウェブ」というボタンがあります。ここを押すと「画像」「動画」「ニュース」などに切り替えられます。
- 「動画」に切り替えると、動画としてGoogle検索に表示された分の「表示回数」「クリック数」が見られます。ここが0や極端に少なければ、動画が検索の入口としてほとんど機能していない、という判断材料になります。
- SNS・動画の新しい見え方の正確な表示場所や名称は、手順の最後に挙げる公式告知でご確認ください。管理画面は段階的に更新されるため、まだ表示されていない場合もあります。
手順3: 「見られているのに流入していない」ページを探す
表を「表示回数」で並べ替え、表示回数は多いのにクリック数が少ない項目を探します。これは「検索結果には出ているのに、選ばれていない(クリックされていない)」状態です。SNS・動画でも同じ見方ができます。表示されているのにクリックされないなら、サムネイルやタイトル、説明文が“選ばれる作り”になっていない可能性があります。
判断基準(何をもって「対策する」と決めるか)
- 表示回数が月100回以上あるのにクリックがほとんど無い → タイトル・サムネイル改善の候補
- 動画・SNSの表示回数がホームページを上回っている項目がある → そのチャネルに力を入れる根拠
- 何も表示されていない(データが無い) → まず「検索に載る土台(登録・公開設定)」から見直す
ここで大切なのは、1回見て終わりにしないことです。SNSや動画の検索での見え方は日々変動しますし、Google側の機能提供も段階的です。月に1回、同じ画面を開いて数字の動きを見る——この習慣が、感覚ではなくデータで判断する運用につながります。
このセクションの持ち帰り: 今日はまず「Search Consoleにログイン→検索パフォーマンス→検索タイプを動画に切替」まで。これだけで、これまで見えていなかったSNS・動画の検索での姿が見え始めます。
自社のホームページ・SNS・動画が「Google検索でどう見られているか」を一度きちんと棚卸ししたい、という方は、当社が現状の確認から改善の優先順位づけまでお手伝いします。まずはお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Search Consoleとは何ですか?
SNSや動画のデータは、今すぐSearch Consoleで見られますか?
Search Consoleと、YouTubeやSNSの分析画面の違いは何ですか?
表示回数は多いのにクリックが少ないとき、どうすればよいですか?
Webサイトの運用・AI検索(AEO)対策でお困りではありませんか?
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