2011年02月13日

サイトの編み進め方

どんな状況で見られているサイトですか?

今年は寒い日が続いていますね。
福岡でも1月は10度未満の日が続き、雪が舞うこともしばしば。
2月に入ってようやく日差しも暖かく感じられるようになったと思ったのですが、
この週末はまた雪とともに強い北風が吹いていました。
九州=南国と思われている福岡ですが、
日本海に面しているため実は東京より気温が低いことが多いのです。
これだけ寒いとさすがに春が待ち遠しくなりますね。

さて、前回はホームページを見ている人が次に何をしたいかを
想定したリンクを配置することが重要ということでした。
今回は、どんな状況見られているホームページなのかを考えていきましょう。

昨年の秋から携帯各社からスマートフォンが発売され、
弊社にもスマートフォン対応のホームページ制作の依頼をいただくようになりました。
その設計においては、PC用のホームページとはいくつか異なることがあります。

まず、携帯同様、PCに比べると画面が小さい、通信速度が遅いなど
端末や通信環境の特徴があります。
その為、データ量の大きな画像等の使用を控えたり、
レイアウトを工夫したりする必要があるのです。
スマートフォンなら、指による操作になるため、
タップし易いボタンやリンクを配置することも必要ですね。

また、キーボードがあるPCに比べ、携帯やスマートフォンでは、
大量の文字を入力することが利用者にとって大きなストレスになります。
このことから、使用端末によってホームページの目的やゴールを
変えることが必要になります。

目的とは「何のために行うのか」、
ゴールとは目的を達成するために
「具体的にどのようなアクションを起こしてもらうべきか」
ということです。

例えば、商品を販売するサイトで、
目的は「商品の特徴を知ってもらうこと」、
ゴールは「商品の購入、もしくはお問い合わせ」だったとします。
しかし、ゴールである「購入」や「お問い合わせ」を行ってもらうには、
メールアドレスや住所など多くの情報を入力してもらう必要あります。

さて、あなたならどうしますか?情報入力は必要だからと
PC用ホームページと同様のフォームを設置しますか?

この場合、入力の手間を減らすために「フォームの項目を少なくする」、
もしくは端末の特徴を考えて、「購入やお問い合わせを電話で行うようにする」などに
ゴールを変更してはどうでしょうか?

ゴールを「電話する」ことにする場合は、
電話番号に発信するリンクや電話番号のわかりやすい表示など、
ゴールに応じた画面設計も必要ですね。

もうひとつ、PCと異なることとして閲覧する人の状況の違いも考えられます。
家などでじっくり見ている場合もあると思いますが、
大抵は出先、しかも連絡先や地図を知りたくて調べる機会が
多いのではないでしょうか?
PCを立ち上げるまでも無いが、必要な情報のみを素早く見たいと
いうことも考えられます。

連絡先や地図をトップページに配置したり、
わかりやすいリンクを設置したりすると、
トップページにアクセスするだけで
すぐに情報を見つけることが出来ますね。

またPCサイトに比べ情報をコンパクトにしたり、
1ページを長くしてリンクを少なくすれば、
ページの階層を浅くした構成になり、
必要な情報に素早くたどり着くことができます。

PC用のホームページを既に持っていて、
新たに携帯やスマートフォン用のサイトも作りたいと思われる方は、
ぜひ目的とゴールを改めて考えてみてください。

ただレイアウトを小さくしたホームページではなく、
より効果的なホームページを作ることができると思います。